2015年2月19日(木) 塾長鈴木の最終結論 続きその3

今日は「教える」ということに対する塾のスタンスについて。

突然ですが、少し考えてみてください。

Q1「自分の子ども(がいたとして)を、将来どちらのタイプに育てたいでしょうか?」

? 本当に必要最低限のことを教わったら、自分の頭で考え、試行錯誤を繰り返しながら物事を身につけていくタイプの人
? 1から10まですべてを手取り足取り教えてもらい、わからないことはすぐに人に聞いて物事を行う人

考え方は様々だと思いますが、私は?のタイプの人のほうが高校、大学において、さらには社会に出てから成功しやすい(=自分の思い描く道を実現しやすい)と考えています。

Q2「ある1つのこと(○○)ができるようになるには、どちらの方法がより適切でしょうか」

? ○○の経験をできるだけたくさん積む。
? ○○以外の経験をできるだけたくさん積む。

例えば、
ゴルフの正しいスイングができるようになるには、ゴルフの素振りを何百回、何千回と繰り返す必要があります。野球やサッカーの経験をたくさん積んでもあまり効果がないと思われます。

英語を美しく発音できるようになるには、正しい発音を何百回、何千回と口に出して言ってみる必要があるのではないでしょうか。あたまの中で黙読するのも少しくらいは効果があるかもしれませんが、音読のほうがより効果的でしょう。

子どもをきちんと挨拶ができるように育てようと思えば、その機会ごとに挨拶をさせることを粘り強く続けていかなければなりません。

私は○○ができる力を身につけるためには、○○する経験をたくさん積まねばならないと考えています。

Q3「Q1、Q2を踏まえて、どちらのタイプの塾へ子どもを通わせたいですか?」

?「必要最低限のことを簡潔に教えて、後は自分の頭で考えさせる塾」
?「手取り足取り教えてくれて、わからないことは何でもすぐに丁寧に答えてくれる塾」

私が今まで見てきた中では、どうも?を求める親御さん、お子さんが結構いらっしゃるように感じていますが、?を求めて啓明塾に来られてもお望みのものは手に入らないでしょうから、他塾をあたっていただければ、と思います。

?を求めておられる方は是非どうぞ。時として非効率に見えること(=たとえば目先のテストの点数を取らせたければ、さっさと正解を教えて覚えさせた方が手っ取り早いがそこをあえて時間をかけて自分の頭で考えさせる、とか)もあるでしょうがそれでも私たちは?を目指して指導にあたっています。

※?の場合、実は「必要最低限のこと」の部分がキモです。どこまでが「必要最低限のこと」なのかは、生徒の習熟度・理解度により様々です。このあたりの見極め、さじ加減こそがプロ講師の重要な仕事なのだと思います(教えるだけなら学生講師でもけっこう上手にこなす奴はいる)。